こんにちは。太郎丸です。
最近、仕事の日は休憩も食事もまともに取れない日が続いています。
気が付けば昼を過ぎていて、
「そういえば今日まだ何も食べてないな」
なんてことも珍しくありません。
未経験で飛び込んだ50代の転職。
覚えることは山ほどあるし、ミスをしないように気を張る毎日です。
先日もそんな慌ただしい一日でした。
施設係を担当している先輩が声をかけてくれました。
「太郎丸さん、最近見ないけど食事いつ取ってる?」
私は苦笑いしながら答えました。
「いえいえ、食事どころか休憩もまともに取れない日が多くて。」
すると先輩は少し驚いた顔で、
「えー、そうなんだ?それ体に悪いよ。」
と言いました。
ほんの数十秒の会話です。
でも、その言葉が妙に心に残りました。
管理職からは特に何も言われません。
忙しい現場ですから、それが普通なのかもしれません。
正直なところ、
「自分のことなんて誰も見ていないんだろうな」
と思うこともあります。
でも違いました。
ちゃんと見ている人がいたのです。
考えてみれば、人生でも同じでした。
私は教員時代、大きな挫折を経験しました。
組織に期待していた時期もありました。
しかし現実には、組織が必ず個人を守ってくれるわけではありません。
むしろ苦しい時に支えになったのは、制度や肩書きではなく、一人ひとりの人とのつながりでした。
今回の先輩の言葉もそうです。
休憩時間が増えたわけではありません。
仕事が楽になったわけでもありません。
それでも、
「体に悪いよ」
という何気ない一言に、
「見ていてくれる人がいるんだな」
と感じました。
人は案外、誰かのことを見ています。
そして、何気ない言葉に救われたりします。
もし今、
「誰も分かってくれない」
「誰も見ていない」
そんな気持ちになっている人がいたら、少しだけ思い出してほしいのです。
声には出さなくても、あなたを気にかけている人がいるかもしれません。
私もいつか、あの日の先輩のように、
誰かに自然と声をかけられる人になりたいと思います。
忙しい毎日の中で、少しだけ心が温かくなった出来事でした。
人生は何度でも立て直せる。
人生は何歳からでも立て直せる。
