50代になると、
「仕事が覚えられない」
は本当に起きます。
これは、
気合いや根性だけでは、
どうにもならない部分があります。
私は56歳で、
未経験の仕事へ転職しました。
その時、
最初に強く感じたのが、
「思った以上に頭に入らない」
という現実でした。
教えてもらっている時は、
分かった気になる。
でも、
次の日には抜けている。
メモを見ても、
流れがつながらない。
頭では理解しているのに、
身体が動かない。
若い頃なら、
数回で覚えられたことが、
何度やっても定着しない。
これはかなりショックでした。
しかも、
周囲は普通にできている。
年下の人が、
当たり前のように動いている。
それを見るたびに、
「自分だけ取り残されている」
そんな感覚になりました。
特につらいのは、
“覚えられない”
こと以上に、
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「覚えられない自分を受け入れること」
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です。
長く働いていると、
人は自然に、
“できる側”
になります。
でも、
50代で新人になると、
一気に逆側へ回る。
これが本当に苦しい。
私は最初、
かなり焦りました。
もっと頑張らなければ。
早く覚えなければ。
迷惑をかけてはいけない。
そう思って、
無理に詰め込もうとした。
でも、
焦るほど、
逆に頭が回らなくなるんです。
そこで私は、
途中から考え方を変えました。
若い頃と同じやり方では戦わない。
これが大事でした。
例えば、
- 必ずメモを一冊にまとめる
- 一度に全部覚えようとしない
- 「今日は一つ覚えればOK」にする
- 分からないことは早めに聞く
- 疲れ切る前に休む
かなり地味です。
でも、
50代は、
根性より“工夫”の方が大事だと思います。
特に大きかったのは、
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「できない自分を責めすぎない」
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ことでした。
50代になると、
体力も落ちる。
集中力も続きにくい。
回復も遅い。
これは現実です。
だから、
若い頃と同じ感覚で自分を追い込むと、
心まで削れてしまう。
私はそれを実感しました。
もちろん今でも、
覚えるのは遅いです。
失敗もあります。
でも、
少しずつ慣れていく。
昨日より、
少しだけ動けるようになる。
50代は、
若い頃みたいに急成長はしません。
でも、
ゆっくり積み上げることはできる。
私は今、
そう感じています。
もし今、
「最近、本当に覚えられない」
と苦しんでいる人がいたら、
まず知ってほしいです。
それは、
あなただけではありません。
そして、
“終わり”
でもありません。
必要なのは、
若い頃の自分と戦い続けることではなく、
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「今の自分に合った進み方」
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を見つけることなんだと思います。
人生は、何歳からでも立て直せる。
