未経験転職でミスを減らしたいときの3つの工夫|仕事が覚えられない50代新人が実践した方法

未経験転職をすると、

「仕事が覚えられない」

「同じミスを繰り返してしまう」

「自分だけ成長が遅い気がする」

そんな悩みを抱える人は少なくありません。

私も56歳でホテル業界へ未経験転職したとき、毎日のように失敗していました。

教員として30年以上働いてきましたが、ホテルの仕事はまったくの別世界です。

チェックイン、精算、電話対応、予約確認、館内案内。

覚えることの多さに圧倒されました。

そして当然のようにミスもしました。

そのたびに落ち込みましたが、ある時気づいたのです。

ミスをゼロにすることは難しい。

でも、ミスを減らす工夫ならできる。

この記事では、未経験転職した50代新人の私が実際に効果を感じた「ミスを減らす3つの工夫」を紹介します。

1.仕事が覚えられない人ほど「見れば分かる仕組み」を作る

一番効果があったのはこれです。

最初の頃は、とにかくメモを取ればいいと思っていました。

切り取り式のメモ用紙に思いつくまま書き込み、ポケットや机の上に入れていたのです。

ところが気づけばメモだらけ。

いざ確認しようとすると、

「あれ?どこに書いたっけ?」

となってしまいました。

メモを取ることが目的になっていて、必要な時に使えなかったのです。

そこでやり方を変えました。

A4用紙1枚に、その日よく使う内容をまとめることにしたのです。

メモというより、簡易マニュアルです。

しかも、その紙は決まった場所から動かしません。

これが想像以上に効果的でした。

ホテルのフロントは、途中で話しかけられることが本当に多い仕事です。

電話が鳴る。

お客様が来る。

別の業務を頼まれる。

すると、それまで何をしていたのか記憶が飛びます。

若い頃なら何とか思い出せたことも、50代になるとそう簡単ではありません。

でも、A4用紙がいつもの場所にあると、戻ってきた時にすぐ確認できます。

私はここで気づきました。

必要だったのは記憶力ではなく、

「忘れても復帰できる仕組み」

だったのです。

2.やることを見える化して抜け漏れを防ぐ

人は思った以上に忘れます。

特に忙しい職場ではなおさらです。

私は以前、

「あとでやろう」

「覚えておこう」

で何度も失敗しました。

電話対応をしているうちに忘れる。

別の仕事を頼まれて忘れる。

気づいた時には手遅れ、ということもありました。

そこで今は、やることを紙に書き出しています。

・確認する予約

・お客様への連絡

・引き継ぎ事項

・後で処理する案件

頭の中だけで管理しない。

紙に出して管理する。

それだけで抜け漏れはかなり減りました。

50代になって感じるのは、記憶力が極端に落ちたというより、処理しなければならない情報が増えたということです。

だからこそ、脳みそだけに頼らない工夫が必要なのだと思います。

3.同じミスを繰り返さないために原因を分析する

ミスをすると落ち込みます。

私も何度も落ち込みました。

ですが、落ち込むだけでは何も変わりません。

変わったのは、

「なぜ起きたのか」

を考えるようになってからです。

以前、ロッカーホルダーの管理でトラブルがありました。

最初は自分を責めました。

しかし冷静に見直してみると、問題は人ではなく仕組みにありました。

返却済みのホルダーと未使用のホルダーが混ざっていたのです。

それでは誰でも間違えやすくなります。

そこで、

「当日返却されたホルダーは別のカゴに入れる」

という方法に変えました。

すると業務はかなりスムーズになりました。

ミスが起きた時、

「自分はダメだ」

で終わるのか、

「どこを改善すればいいだろう」

と考えるのか。

この違いは大きいと思います。

未経験転職でミスが多いと悩んでいる人へ

未経験転職では、仕事が覚えられないこともあります。

ミスが続くこともあります。

特に50代になると若い頃との違いを感じて落ち込むこともあるでしょう。

私自身も最初は失敗の連続でした。

ですが、

・見れば分かる仕組みを作る

・やることを見える化する

・ミスの原因を探して改善する

この3つを続けることで、少しずつ前に進めるようになりました。

忘れることが問題なのではありません。

忘れても戻れる仕組みを作ることが大切なのです。

私も56歳の新人として、今も試行錯誤を続けています。

人生は何歳からでも立て直せるのです。

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