仕事が覚えられない。
やることが多すぎる。
何から手を付けていいかわからない。
そんな時期がありました。
正直に言うと、頭の中はいつも散らかっていました。
「あれもやらなきゃ」
「これも覚えなきゃ」
「またミスしたらどうしよう」
そんなことばかり考えていたのです。
ところが、あることを始めてから少しずつ楽になりました。
それは、
「頭の中を紙に出すこと」
です。
頭の中だけで管理するのをやめた
56歳で未経験転職した私は、ホテルのフロントで覚えることの多さに圧倒されました。
若い頃のようには覚えられません。
仕事中も、
「あれを忘れないようにしなきゃ」
「次は何だったかな」
と考えてばかりでした。
でも、ある日気づいたのです。
頭の中は考える場所であって、保管する場所ではないのではないか。
と。
そこで私は、
・アンチョコ
・やることリスト
・メモ
・ノート
を使い始めました。
すると不思議なことが起きました。
覚えておこうとする力が減った分だけ、目の前の仕事に集中できるようになったのです。
紙に書くだけで不安が小さくなる
私は以前、
「不安をなくす方法はないか」
と考えていました。
でも今は少し違います。
不安の多くは、
「頭の中でだけ考えている状態」
から生まれる気がしています。
例えば、やることが10個あるとします。
頭の中に10個入れていると、なぜか20個くらいあるように感じます。
ところが紙に書くと、
「あれ?意外とこれだけか」
となることがあります。
不安が消えるわけではありません。
でも輪郭が見える。
これが大きいのです。
小学生でもできる見える化【3ステップ】
見える化と聞くと難しそうですが、やることはとても簡単です。
① 紙を1枚用意する
ノートでも裏紙でも構いません。
まずは紙を1枚用意します。
きれいに書こうとしなくて大丈夫です。
② 気になっていることを全部書き出す
仕事
家のこと
お金
健康
趣味
今気になっていることを全部書き出します。
順番も整理も必要ありません。
頭の中から外へ出すことが目的です。
③ 関係あるものを線で結ぶ
書き出したら、関係があるもの同士を線で結んでみます。
例えば、
仕事が覚えられない
↓
ミスが増える
↓
不安になる
という流れが見えてくるかもしれません。
すると、
仕事が覚えられない
↓
アンチョコを作る
↓
ミスが減る
という解決策も見えてきます。
私の場合はこうだった
実際に私の場合は、
仕事が覚えられない
↓
ミスをする
↓
怒られる
↓
不安になる
という流れがありました。
そこで、
アンチョコを作る
↓
やることリストを作る
↓
確認する習慣を作る
という仕組みを作りました。
すると少しずつミスが減り、仕事への不安も小さくなっていったのです。
今振り返ると、
問題そのものが消えたのではなく、問題が見えるようになったことで対処できるようになった
のだと思います。
人生を立て直した最初の一歩
振り返ってみると、私の人生再建は特別なことから始まったわけではありません。
高額な教材でもありません。
すごい資格でもありません。
まずやったのは、アンチョコを作ることでした。
やることを書き出すことでした。
つまり、
頭の中を外に出すことでした。
今思うと、人生を立て直した最初の一歩は、紙とペンだったのかもしれません。
もし今、頭の中がごちゃごちゃしているなら、まずは紙を1枚用意してみてください。
上手にまとめようとしなくて大丈夫です。
とにかく外に出してみる。
それだけでも少し楽になります。
関連記事
頭の中を紙に出して整理するようになると、次は「どうやって忘れないようにするか」「どうやってミスを減らすか」が気になってきます。
そんな方はこちらの記事もどうぞ。
▶︎ 50代で仕事が覚えられない時に私が作ったアンチョコ
覚えることの多さに悩んだ私が、仕事を少し楽にするために作った「アンチョコ」の話です。
▶︎ やることリストで頭の混乱が減った話
頭の中だけで管理するのをやめて、やることを書き出したら気持ちが楽になった体験談です。
どちらも、
「頭の中を外に出す」
という今回の記事と同じ考え方から生まれた工夫です。
もし今、仕事や人生のことで頭がいっぱいになっているなら、小さな仕組みをひとつ作るところから始めてみてください。
人生は何歳からでも立て直せる。
人生は何度でも立て直せる。
