人生が崩れた時、
最後に残るのは、
才能でも、
肩書きでもなく、
“習慣”
なのかもしれません。
私は50代になって、
それを強く感じるようになりました。
長く続けてきた仕事を失い、
環境が大きく変わった時、
正直かなり苦しかったです。
将来への不安。
収入の問題。
自信の喪失。
「この先どうなるんだろう」
そんなことばかり考えていました。
そして、
人生が苦しくなると、
人は生活から崩れていきます。
眠れない。
食事が乱れる。
動かなくなる。
身だしなみを後回しにする。
何もしたくなくなる。
実際、
私もそうでした。
気を抜くと、
一日があっという間に崩れる。
そして不思議なことに、
生活が崩れると、
心もさらに沈んでいくんです。
だから私は途中から、
「大きく頑張る」
より、
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“崩れ切らない”
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ことを意識するようになりました。
例えば、
- 朝は同じ時間に起きる
- 顔を洗う
- 身だしなみを整える
- 少しでも身体を動かす
- 深呼吸する
- 夜更かししすぎない
本当に地味なことばかりです。
でも、
苦しい時ほど、
こういう小さな習慣が大事でした。
若い頃は、
もっと勢いで生きていました。
気合いで乗り切る。
無理をする。
多少崩れても、
体力で戻せる。
でも50代になると、
無理は長く続きません。
だから必要なのは、
根性より、
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「戻る力」
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なんだと思います。
調子が悪くても、
また生活を整える。
落ち込んでも、
最低限だけは崩さない。
それを繰り返す。
人生を立て直すというのは、
何か劇的な成功をすることではなく、
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「崩れた日常を、
少しずつ戻していくこと」
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なのかもしれません。
私自身、
今でも不安になる日はあります。
将来が怖くなることもある。
でも、
そんな時ほど、
まず生活を整えるようにしています。
ちゃんと起きる。
少し身体を動かす。
呼吸を整える。
部屋を少し片付ける。
すると、
不思議と、
少しだけ頭の中も整理される。
逆に、
生活が崩れ続けると、
人はどんどん弱っていく。
だから私は今、
能力より、
習慣の方が大事なんじゃないかと思っています。
そしてもう一つ思うのは、
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習慣は、
自分を裏切りにくい
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ということです。
人生には、
突然崩れることがあります。
仕事。
人間関係。
健康。
将来。
思った通りにはいかない。
でも、
長く続けてきた小さな習慣は、
苦しい時に、
静かに自分を支えてくれる。
派手ではありません。
でも、
人生が崩れた時、
最後に残るのは、
案外そういうものなのかもしれません。
もし今、
心も生活もぐちゃぐちゃになっている人がいたら、
まずは、
一つだけでも整えてみてください。
全部を変えなくていい。
少しだけでいい。
人生は、
一気には立て直せなくても、
少しずつなら戻していける。
私は今、
そう感じています。
人生は、何歳からでも立て直せる。
