電気をつけたまま寝てしまった夜|50代未経験、ホテルフロントの仕事は想像以上に過酷だった

最近、家に帰ると、気づけばそのまま寝てしまうことがあります。

昨日もそうでした。

リビングの電気をつけたまま、ソファに座った記憶まではあるんです。

でも次に目が覚めた時には、深夜2時。

テレビもついたまま。

メガネもそのまま。

首も痛い。

「ああ、またやってしまったな」

そう思いながら、静かな部屋で一人、ぼんやりしていました。

50代で未経験のホテルフロント。

正直、ここまで神経を使う仕事だとは思っていませんでした。

フロントの仕事は「立ってるだけ」じゃない

ホテルのフロントというと、

「受付で笑顔で対応している仕事」

そんなイメージを持つ人も多いと思います。

私も最初は、どこかでそう思っていました。

でも実際は、全然違いました。

頭の中では常に、

・宿泊予約

・チェックイン

・精算

・電話対応

・ゴルフ受付

・お客様の要望

・会員種別

・料金区分

・入力ミス確認

・引き継ぎ

・クレーム対応

こういうものが同時進行しています。

しかも、一つ間違えるとお金も絡む。

「聞き間違い」

「入力ミス」

「確認不足」

たったそれだけで、後から大問題になることもある。

だから、ずっと神経が張っているんです。

一番きついのは「脳の切り替え」

体力仕事ももちろん大変です。

でも、フロントで特につらいのは、

“頭の切り替えの連続”

だと思っています。

電話していたと思ったら、

次の瞬間にはチェックイン。

チェックインしていたら、

今度は精算。

精算中に、

別のお客様から質問。

さらに後ろでは呼ばれる。

これが延々と続く。

しかも、お客様には関係ありません。

こちらが混乱していても、

疲れていても、

新人でも50代でも関係ない。

目の前のお客様にとっては、

「ホテルのフロントスタッフ」です。

だから、頭が止まれない。

家に帰っても、

脳だけ仕事を続けている感じになる日があります。

「もう若くない」を思い知らされる瞬間

若い頃は、多少無理しても回復しました。

でも50代になると、違います。

疲れが“抜けない”。

これが本当に大きい。

昔は、

「寝れば回復」

だったのに、

今は、

「寝落ちして終わる」

になってきました。笑

リビングで電気をつけたまま寝てしまった夜、

「ああ、自分、結構疲れてるんだな」

と、少し客観的に思いました。

でも同時に、

「それでも今日もちゃんと働いた」

とも思ったんです。

完璧じゃなくても、とりあえず出勤する

最近、少し考え方が変わりました。

昔の私は、

「ちゃんとやらなきゃ」

「ミスしちゃいけない」

「期待に応えなきゃ」

が強かった。

でも今は、

「とりあえず今日も行く」

を大事にしています。

人生が崩れる時って、

一気に崩れるんじゃなくて、

“無理を続けた結果”

なんですよね。

だから最近は、

・帰ったら座り込む

・コンビニ飯の日がある

・電気つけっぱなしで寝る

・疲れて何もできない

そんな日があっても、

「まあ、そんな日もある」

と思うようにしています。

50代の再出発って、

キラキラした成功物語じゃありません。

地味です。

泥くさいです。

でも、

疲れながらでも、

失敗しながらでも、

次の日また制服を着る。

たぶん、それが再建なんだと思います。

明日も頑張ろう

今この文章を書いているのも、

深夜です。

本当は、もっと器用に生きたかった。

もっと余裕を持ちたかった。

でも現実は、

電気をつけたまま寝落ちする毎日です。笑

それでも。

少しずつ仕事を覚えて、

少しずつ慣れて、

少しずつ前に進んでいる。

人生って、

派手な逆転より、

「今日は行けた」

の積み重ねなのかもしれません。

さて。

明日も頑張ろうと思います。

人生は何度でも立て直せる。

人生は何歳からでも立て直せる。

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