【50代転職 攻略編】第10話 教えてもらえない会社は入社前に見抜ける?|求人票の見方で変わる会社選び

この記事は、「会社見極めチェックリスト」の中でも、「求人票をどう見るか」について詳しく解説した内容です。まだお読みでない方は、先に第9話をご覧いただくと、より理解しやすくなります。

▶第9話 転職を繰り返して見えた共通点|最後の転職に近づく会社選びの判断基準

はじめに

「入社すれば、仕事は教えてもらえる。」

私は、そう思っていました。

求人票には「未経験歓迎」と書かれていました。

面接でも、「大丈夫ですよ。」と言われました。

だから安心して入社しました。

ところが実際は、

「前に教えたよね。」

「見て覚えて。」

そんな職場もありました。

もちろん、すべての会社がそうではありません。

でも、この経験を何度か繰り返したことで、私は求人票を見るときの視点が大きく変わりました。

今日は、私が転職を繰り返して気づいた、「教えてもらえない会社」を入社前に見抜くための考え方をお話しします。


最初に結論

今回、一番お伝えしたいことがあります。

求人票は、「書いてあること」だけを見るものではありません。

「書かれていないこと」に気づくために見るものです。

教育体制が充実している会社でも、求人票に詳しく書いていないことはあります。

だから、「書いていない=教育体制がない」と決めつけることはできません。

しかし、書かれていないことほど、面接で確認する価値があります。

これが、転職を繰り返して私が学んだことでした。


私の実体験

教員を辞めてから、私は複数の職場を経験しました。

その中には、入社後すぐに仕事を任される会社もありました。

もちろん、忙しい職場では、誰もが時間に余裕があるわけではありません。

それは理解できます。

でも、誰に質問すればいいのか分からない。

教えてくれる人が毎日違う。

質問しようとしても忙しそうで聞きづらい。

そんな環境では、仕事を覚えることより、「迷惑をかけないようにすること」ばかり考えてしまいました。

当時の私は、

「もっと頑張ればよかった。」

と思っていました。

でも今振り返ると、それだけではありませんでした。

入社する前に、教育体制を確認していなかったのです。


【あの頃の僕に渡したい資料】

私が今、求人票を見るときは、まず教育体制について書かれているかを確認します。

例えば、

・研修制度あり

・入社後〇か月研修

・OJTあり

・先輩社員がサポート

このような記載があれば、一つの安心材料になります。

一方で、教育体制について何も書かれていない求人もあります。

もちろん、それだけで「教えてもらえない会社」と決めつけることはできません。

教育体制が整っていても、別の魅力を優先して紹介している会社もありますし、当たり前のように研修を行っているため、あえて記載していない会社もあるからです。

だから私は、教育体制について書かれていなければ、必ず面接で確認するようになりました。

例えば、

「入社後は、どのような流れで仕事を覚えていくのでしょうか。」

まず、このように聞いてみます。

すると、

「最初の1週間は先輩社員が付きます。」

「3か月ほどOJTで仕事を覚えていただきます。」

「教育担当が一人付きます。」

など、教育体制が整っている会社であれば、自然と具体的な説明が返ってくることが多いでしょう。

もし、もう少し詳しく知りたいときは、

「主にどなたから教わることになるのでしょうか。」

と続けて聞いてみるのも一つの方法です。

一方で、説明が曖昧だったり、答えにくそうな様子であれば、

「もう少し確認した方がよさそうだな。」

という判断材料が一つ増えます。

もちろん、それだけで良い会社・悪い会社と決めつける必要はありません。

大切なのは、納得して入社するために必要な情報を集めることです。

質問することは、決して失礼なことではありません。

教育体制が整っている会社であれば、入社後の働き方について質問されることを前向きに受け止め、安心して説明してくれるはずです。

私は今、このような質問も、会社選びの大切な時間の一つだと考えています。


読者へのメッセージ

求人票には、多くの情報が書かれています。

でも、本当に知りたいことが、すべて書かれているわけではありません。

だから私は、

求人票を読むことと同じくらい、

「何が書かれていないか。」

を見るようになりました。

そして、書かれていないことは、面接で確認する。

その一つひとつが、会社選びで後悔しないための判断材料になります。


今日やることは一つだけ

今日やることは一つだけです。

気になる求人票を一つ開いてみてください。

教育体制について書かれているでしょうか。

もし書かれていなければ、

「入社後は、どのような流れで仕事を覚えていくのでしょうか。」

この質問を、スマートフォンのメモに一つだけ残しておいてください。

その一言が、入社後の安心につながるかもしれません。


まとめ

転職を繰り返して、私が学んだことがあります。

求人票は、

「書いてあること」だけを見るものではありません。

「書かれていないこと」に気づくために見るものです。

そして、分からないことは面接で確認する。

それだけで、会社の見え方は大きく変わります。

あの頃の私は、それができませんでした。

だから今の私は、あの頃の自分にこう伝えたいと思います。

「求人票に書かれていないことほど、面接で聞いてみよう。」

その一つの質問が、後悔しない転職への第一歩になるかもしれません。

ああ、人生は何度でも立て直せる。

何歳からでも立て直せる。

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